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水素の定量分析(第三者機関にて分析)

毎製造ロットごとに分析

・概要:
当該素材から発生する水素ガス量を製造ロットごとに測定したもの。当該素材の水素ガス量の品質基準は、G1素材(平均粒度約67µ)で15µL/g~、G1H(平均粒度約2.5~3µ)で6~8µL/gとしている。目に見えない水素ガス量をしっかり測定し、同じ品質のものを提供することを担保したものである。
業界において、水素量に対し統一した指標がなく、水素には、還元作用があるというロジックで液体に試薬を注入して確認する、または酸化還元電位計や溶存水素計という還元力を一つの指標として数値化することも散見される。これらは、液体に含まれる水素量を測定するのに優れていると考えられているが、水素以外の還元物質に反応して数値化されることがあるので、正確に水素による作用を見極めるとは言い切れない。水素以外の要素を排除して、水素のみを直接、正確に測定できるのがガスクロマトグラフの特徴である。